NEVERの行方(後藤、飯伏、タイチ、オスプレイ)前編

IWGPイデオロギー闘争や、ジェリコと内藤の再戦が騒がれる中で、

 

surreal-tokyo.hatenablog.com

 

なんともシュールな争いを続けているNEVER戦線。

もとい、カオスなものが好きな筆者にとっては面白いものとなってきました。決して王道な世界観があるわけではなく、四者四様の思惑が入り混じっています。

 

レスリングオブザーバーによると、オスプレイと飯伏の試合は直近数ヶ月で組まれる予定とのこと。それがNEVERと絡むのか否かも楽しみなところ。

NEVER Openweight title match set for NJPW World Tag League finals

 

そんなわけで、今日は今回の後藤VS飯伏戦が決まった流れを追うとともに、四者の狙いと展望について考えてみようと思います。

 

 

①後藤の求愛

タイチからNEVERを奪取した後、飯伏幸太を挑戦者として逆指名。

 

しかし、ファンの思いと同じく飯伏幸太は拒否。

 リマッチ地獄に巻き込まれる恐れを危惧している様子(相変わらず解読が難しい)

 

傷心する殿。

 

 しかし、持ち前の天然ぷりでストーカ化。

 

 

 

②タイチ乱入

ファンの意見を口にしてオンライン内藤哲也になるタイチ。

 

どうやらタイチの狙いはリマッチ。

 

③なおも求愛を続ける殿と却下し続ける飯伏

 差別化に成功したのかは不明。ただNEVERへの思いの丈を一生懸命に飯伏にプレゼン。

 

しかし、、、

 しれっと、タイチはもういいんじゃねというDisを入れながらよく分からんと主張する。後藤の言う自由に具体性がないから却下!

自由とは何なのか、、、法哲学のようになってきた。面白い。

 

 

④そして事件は現場で起きる。

オンラインで求愛と却下を繰り返す後藤と、飯伏。とリマッチのタイチ。

事件は後楽園ホールで起きた。

それは、WTLの前哨戦後、、、

おもむろにマイクを持つ殿。

後藤はついに求愛を諦める

後藤「飯伏、(中略)諦めるよ」

 

場内は大混乱、そりゃそうだ。

さらにマイクを続ける殿。

後藤「却下ばっかされちまって、俺わかったよ。悪かったな(中略)次、なんかあった時は頼むよ(後略)」

 

慌てふためいたのは観客だけではなく飯伏もだった。

飯伏「ちょっ、ちょっと待って(中略)なんで諦めるの!?」

困惑した飯伏は思わず口走る。

飯伏「やりましょう・・・」

 

後藤はそれを聞くや否や、してやったりの表情で決定を叫ぶ。

 

一本取られた格好の飯伏であった。

七転八倒、後藤の粘り勝ちである。なんとなくwwe的なやりとりだが、非常に面白かった。押してダメなら引いてみろとはまさにこのことである。

 

 

⑤今後

どうやらWTLの決勝の興行でタイトルマッチが組まれるようだ。東京ドームではないということは、おそらく、ドーム大会では別の組み合わせで組まれるのだろう。

それが王者後藤なのか王者飯伏なのか

挑戦者タイチか挑戦者オスプレイなのか。

改めて今後の展望については、後編で書きたいと思います。