NEVERの行方(後藤、飯伏、タイチ、オスプレイ)前編
IWGPのイデオロギー闘争や、ジェリコと内藤の再戦が騒がれる中で、
なんともシュールな争いを続けているNEVER戦線。
もとい、カオスなものが好きな筆者にとっては面白いものとなってきました。決して王道な世界観があるわけではなく、四者四様の思惑が入り混じっています。
レスリングオブザーバーによると、オスプレイと飯伏の試合は直近数ヶ月で組まれる予定とのこと。それがNEVERと絡むのか否かも楽しみなところ。
NEVER Openweight title match set for NJPW World Tag League finals
そんなわけで、今日は今回の後藤VS飯伏戦が決まった流れを追うとともに、四者の狙いと展望について考えてみようと思います。
①後藤の求愛
タイチからNEVERを奪取した後、飯伏幸太を挑戦者として逆指名。
次は飯伏!!G1でやられたこと忘れてないぜ
— 後藤 洋央紀 Goto hirooki (@510njpw) November 3, 2018
しかし、ファンの思いと同じく飯伏幸太は拒否。
うん…
— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) November 3, 2018
なんかnever?どうなってるの?指名されたみたいで。なんですか?いきなり。唐突な。後藤さんなぜ自分の名前あげましたか?負けてるからやり返そうはもう終わってませんか?本当にやりたいですか?
neverが悪い訳でも後藤さんが悪い訳でもない。
ただ、これに関しては…
却下します!!!
リマッチ地獄に巻き込まれる恐れを危惧している様子(相変わらず解読が難しい)
傷心する殿。
却下されちまったか・・・
— 後藤 洋央紀 Goto hirooki (@510njpw) November 4, 2018
しかし、持ち前の天然ぷりでストーカ化。
俺は諦めん。
— 後藤 洋央紀 Goto hirooki (@510njpw) November 4, 2018
どうやら、彼は大きな勘違いをしているようだな・・・でもわかったぞ。嫌よ、嫌よも好きのうちだな?
— 後藤 洋央紀 Goto hirooki (@510njpw) November 11, 2018
②タイチ乱入
ファンの意見を口にしてオンライン内藤哲也になるタイチ。
勘違いしてんのはお前だぞ
— タイチ (@taichi0319) November 12, 2018
本気で嫌がられてんだよ
悲しい男よ… https://t.co/QkzManObEk
どうやらタイチの狙いはリマッチ。
出た
— タイチ (@taichi0319) November 12, 2018
今度はフドウ
何でもいいから続リマッチ地獄やろうぜ https://t.co/d2UC6Joxb7
③なおも求愛を続ける殿と却下し続ける飯伏
今やNEVERは誰がチャンピオンになっても、誰がチャレンジャーになっても不思議ではない。他のベルトとの差別化に成功したベルトだ。飯伏選手が何をしたいのか、他に戦いたい奴がいるのか?それはわからないが自由にやりたいんだろ?自由にやればやるほどNEVERの価値は上がる。他に無いぞ
— 後藤 洋央紀 Goto hirooki (@510njpw) November 13, 2018
差別化に成功したのかは不明。ただNEVERへの思いの丈を一生懸命に飯伏にプレゼン。
しかし、、、
後藤さん、タイチさんは惨敗したからいいんです。そんなんじゃないんです、真面目に聞いてるんです。具体的な話早く教えなさい!!
— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) November 13, 2018
今のところneverのベルトは相手を自由に選べて、自由にルールを変えられて、絶対に怒られない。自由!それだけしか聞いてない
なんなんですか。
でも…
却下します。
しれっと、タイチはもういいんじゃねというDisを入れながらよく分からんと主張する。後藤の言う自由に具体性がないから却下!
自由とは何なのか、、、法哲学のようになってきた。面白い。
④そして事件は現場で起きる。
オンラインで求愛と却下を繰り返す後藤と、飯伏。とリマッチのタイチ。
事件は後楽園ホールで起きた。
それは、WTLの前哨戦後、、、
おもむろにマイクを持つ殿。
後藤はついに求愛を諦める
後藤「飯伏、(中略)諦めるよ」
場内は大混乱、そりゃそうだ。
さらにマイクを続ける殿。
後藤「却下ばっかされちまって、俺わかったよ。悪かったな(中略)次、なんかあった時は頼むよ(後略)」
慌てふためいたのは観客だけではなく飯伏もだった。
飯伏「ちょっ、ちょっと待って(中略)なんで諦めるの!?」
困惑した飯伏は思わず口走る。
飯伏「やりましょう・・・」
後藤はそれを聞くや否や、してやったりの表情で決定を叫ぶ。
一本取られた格好の飯伏であった。
七転八倒、後藤の粘り勝ちである。なんとなくwwe的なやりとりだが、非常に面白かった。押してダメなら引いてみろとはまさにこのことである。
⑤今後
どうやらWTLの決勝の興行でタイトルマッチが組まれるようだ。東京ドームではないということは、おそらく、ドーム大会では別の組み合わせで組まれるのだろう。
それが王者後藤なのか王者飯伏なのか
挑戦者タイチか挑戦者オスプレイなのか。
改めて今後の展望については、後編で書きたいと思います。