ロスインゴベルナブレスデハポンと鷹木信悟(前編)

 

こんにちは。だいぶ冷えてきて冬もすぐそこといった天候でしたね。毎年、1.4の東京ドームは観戦に行っているのでいつチケットを買おうかと検討しているところです。

新日本プロレスワールドで観戦もまたいいのですが、会場観戦で場の雰囲気と一緒に盛り上がるというのもまた乙なものです。東京近郊(ドーム、両国、後楽園)には観戦に行ったことがあります。それぞれの会場で盛り上がり方が違うのでどこに行くのも好きですが、やはり後楽園ホールくらいの規模が観戦するにはもってこいですね。しかし、最近の新日本の後楽園大会はチケット発売と同時にソールドアウトが多いものですから、なんとも敷居が高くなってしまいました。

 

さて、前節は長くなってしまいそうなのでこの辺りにして(また会場のことなんかも記事にしたいと思います。)、今日は前の記事で触れた鷹木信悟とロスインゴについて思うところを書いていきたいと思います。

 

 

①ロスインゴベルナブレスデハポンの現状

これについては上掲した以前の記事でも触れました。詳細はそれをご覧下さい。

 

surreal-tokyo.hatenablog.com

 

そんなわけで、中道のユニットとなったロスインゴベルナブレス。もともと、参戦選手の多い新日本プロレスのユニットの中では少数のユニットでした。リーダーである内藤哲也、全日本組のBUSHI、SANADA、生え抜きのEVIL、高橋ヒロム。ケイオスや分裂前のバレットクラブは10人以上ですから、5人となるとかなり少ないわけです。

今回、鷹木信悟の加入は、ヒロムの長期欠場、鷹木のフリー転向と転機が重なったという見方もできます。一方で、5人となると大人数ユニットとの対抗戦もままなりませんから、ストーリーラインにロスインゴを織り交ぜるための策であったという見方もできます。

 

②世界観

ロスインゴの輸入のきっかけとなったのは内藤が耳たぶを治療するためにメキシコへ行ったことでした。耳たぶ治したら、ヒールになってしまったというなんとも面白い話です。

それはさて置き、内藤が以前のNOLIMIT時代にメキシコで大活躍をしていたということもあって、彼にとってはメキシコはゆかりのある国なわけです。同じく、ヒロムやBUSHIもメキシコで活躍、ないしキャリアを積んだレスラーです。SANADAとEVILもまた、ワールドワイドに参戦をしていました。さしあたって、メキシコ色のあるユニットがロスインゴなわけです。

鷹木信悟も、現在のドラゴンゲートの前身である登龍門出身のレスラーです。ジャパニーズルチャを潮流にする団体ですから、ロスインゴのハイスピードな戦い方とも似ているものがあります。

戦い方やルーツをもとに考えると、鷹木信悟とロスインゴの組み合わせに違和感はあまりないでしょう。

 

 

③マイクパフォーマンス

ロスインゴの大きな特徴の一つとして、ユニットメンバーがよく喋れるということがありましょう。内藤は抗争相手のコメントの墓穴を掘ったり、ファンが思っているだろうことを代弁します。ここに共感を覚えるファンが多いからこそ、現在の絶大な支持があるのだと考えています。言いたいことも言えないご時世だからこそ、自由奔放にコメントをする内藤が評価、支持される。プロレスが世間と似ていると言われる所以もこんなところでしょう。(これもまた、記事にします。)

BUSHIやヒロムもしっかりと的を得たコメント、マイクをします。先述の3選手に比べると口数は少ないものの、EVILとSANADAも発言をするときにはキレたコメントをしているイメージがあります。

新加入の鷹木信悟もコメントが得意な選手。フリーになる前に全日本プロレスチャンピオンカーニバル(新日本で言うところのG1)に参戦していましたが、ホープ宮原健斗(新日本で例えると難しいところですが、年齢、キャリア的にはSANADAくらいでしょうか)をマイクで煽ったりしてしっかりと外敵の様を見せつけていました。

プロレスでマイクができるかどうかは大変重要なことで、地方興行、ビックマッチ問わず、メインの後にはマイクで締める必要があります。ドラゲー時代にヒールユニットのリーダーとして締めることもあった鷹木に取っては、締めは容易いことでしょう。

そんなわけで、マイクの点で見ても鷹木とロスインゴの調和がわかります。

 

 

 

 

 

さて、今回も1記事でまとめようと考えていたら予想以上に長くなりすぎました、、、

後編は明日アップします。