棚橋弘至、オカダカズチカのドリームタッグ、本当の狙いとは?
さて、後楽園2daysは大盛り上がりでしたね。
初日はオカダ、棚橋、KUSHIDAとジェイ、ファレ、石森の6人タッグでしたが、おそらくほとんどの方が展開に物足りなさを感じていたのでは。
オカダから本隊の入場と続き、棚橋の入場中にバレットクラブが襲撃するというところから試合が始まりました。ここを楽しみにしていた方も多いでしょうから、なんとも期待を裏切られた結果でしょう。
でもこれ、よく考えてみると「先延ばし」の意図があったように思えます。というのも
、この日はイベントが盛りだくさんでした。そのイベントをあげてみましょう。
①天山のムーンサルト
②ベスフレンズ、チャッキーTの狂気プレイ
③GODが邪道外道のスーパーパワーボムを伝承(二日目)
長いタッグリーグ興行の中のたった2日間でこれだけのイベントがあるなんて昨今の新日本では珍しいはず。
2日間、ワールドで観戦していて私は思いました。これはメイン、しょっぱいぞ(確信)
しょっぱいという言い方をすると語弊がありますが、ドリームタッグ結成にしてはなんとも物足りなさがありました。
そして試合後の棚橋のコメント
棚橋「(※上村に肩を借り、控室に続く扉の前で一言)もっと、華々しくいきたかったな……」(新日本公式より引用)
そう、華々しさがなかった。
蓋を開けてみれば、少々の連携があって盛り上がったものの、基本はバレットクラブ方の試合運び。
最後は全員、ジェイのブレードランナー葬。
これ、棚橋、オカダ側の視点から見れば物足りないですが、バレットクラブ方からすれば万々歳。
つまり、このドリームタッグ結成の本当の意図ってそこにあるんです。
①試合そのものに注目を集めさせる
②ジェイがスター格のオカダ、棚橋を KO
③ジェイの格が上がる。
THE ELITEの行方が騒がれている中で、
新たな、外国人スターの必要性を新日本が感じているのでしょう。
というか、ジェイのいきなりの格上げはTHE ELITEの行方を暗示しているようにしか思えない。。。
おそらく、ここから東京ドームをまたいで、新年上半期はジェイを中心としたバレットクラブがタイトルを圧巻するでしょう。
また、このあたりの詳しい流れの考察は記事を書きたいと思います。
それでは。